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2006
08/04-08/06
スーパー耐久 第4戦 SUPER TEC
@富士スピードウェイ


2006 ings Race Machine ST Class3
STクラス3 #33 eeiA-ings Z (Nissan FAIRLADY Z Type-E/Z33)
大井 貴之/赤鮫 オヤジ

予選順位 総合9位/STクラス3 (924周)
決勝 リタイヤ(34周/電気系統)

2006年のスーパー耐久シリーズも4戦目をむかえた静岡県、富士スピードウェイでのSUPER TEC。体制変更直後の十勝24時間で勝利を収めた#33 eeiA-ingsZ。大井貴之選手と赤鮫オヤジ選手のコンビも2戦目となるこのSUPER TECは今後のシリーズ争いを有利に進めるためにも重要なラウンドとなる。ランキングトップで迎えたこの富士スピードウェイのメインスタンドには赤鮫オヤジ選手の応援旗、そして十勝24時間クラス優勝を祝福する横断幕が掲げられ、チームの士気は高まっている。

8月4日 金曜日 練習走行日。
大井選手、赤鮫選手ともに精力的に周回を重ね、常にクラス上位に名を連ねる順調な仕上がりを見せる。2回目のセッションが終了する間際、大井選手の提案により、今シーズン初であろうセッティング変更が行われる。若干操縦性に違和感を感じるため、その部分を改善するために『Z-POWER WING フェアレディZ タイプE専用モデル』のウイング角を若干寝かすセッティングとする。練習走行2回目の終了時間が迫っていたため、セッティング変更の効果は3回目のセッションに持ち越された。セッティング変更は効果が見られたようで、大井選手からはコカ・コーラコーナー、100Rで特に改善が見られた。精力的に走りこむが、セッション終了間際で赤鮫選手がドライブ中に左フロントハブが破損するトラブルに見舞われる。赤鮫選手はピットに帰還し、即座に修理を行う。ここでこの日の走行が全て終了した。このセッションのストレートスピードは240.856q/h。ライバル車両の最高速は#23 フェアレディZ=240.107q/h、#27 BMW M3=239.734q/h、#15 RX-7=238.148q/h、#83NSX=231.511q/hと練習走行で全力であるかは判断しかねるが、この数値はingsのエアロパーツの高性能の証明である。

8月5日 土曜日
ドライバー予選/グリッド予選。前日発生したフロントハブも修復を完了し、この日最初のセッション。ドライバーズ予選に挑む。まず大井選手がドライブ。アタック開始直後に1'53.201をマークし、あっさりと基準タイムをクリアする。そして赤鮫選手にスイッチ。アタック開始直後に赤鮫選手も基準タイムをクリアし、その後コンスタントに1分55秒台のラップタイムで周回する。その後のグリッド予選。アタッカーはいつものように大井選手が担当。セッション開始20分経過。クラス3の走行が開始されてもなかなかアタックに向かう車両が出てこない。この時点でのトップタイムは#16 RX-7の1'53.088。路面温度が夕方に近づくにつれ下がってくることを想定しているのか?セッション開始31分30秒経過。ようやくここで大井選手がピットアウト。大井選手1回めのアタックラップは1'53.093.トップから0.005秒差のクラス2位のタイムを出す。そして連続周回での2度目のアタックでは1'52.294を出し、#16 RX-7に約0.8秒差をつけてトップに浮上する。セッション開始37分経過。クラス3の走行がまもなく終了するこのタイミングで#33 eeiA-ingsZとランキングで争う#15 RX-7がピットアウト。それと同時に#7 RX-7がピットアウト。予選の速さに定評のあるRX-7勢がここにきてアタックを開始した。#15 RX-7が1'51.231でクラストップタイムをマーク。その直後には#7 RX-7も1'52.138をマークしRX-7が#33 eeiA-ingsZの前に立ちふさがった。全クラス混走なってからアタックに入る車が続出したが、上位の順位は変動せず、結局#33 eeiA-ingsZはSTクラス3 3位で明日の決勝を迎えることとなった。

8月6日 日曜日
決勝日。夏という言葉に相応しいまでの暑さがサーキット全体を覆う。このレースに携わる全てのものに容赦なく襲い掛かるこの暑さは、サバイバルレースとなる予感がした。今まで通りならば大井選手がスタートを担当していたが、今回は赤鮫選手がスタートを担当。スターティンググリッドに向かう途中で#33 eeiA-ingsZはエンジン不調を訴えてしまう。グリッド上で緊急修理が行われるが、無常にもスタートの時刻を向かえ、不安を残しつつ#33 eeiA-ingsZは4時間の長い戦いへと赴いた。スタートで大きく順位を落とす#33 eeiA-ingsZ。その後1分56〜58秒といったペースでの走行が続く。やはりエンジン不調が影響しているのか?クラス上位の車両は1分54〜55秒台でのラップを続けており、差はますます広がっていく。苦しいながらも走行する#33 eeiA-ingsZ。33周目走行時、モニターにはショッキングな映像が飛び込んできた。#33 eeiA-ingsZが今にも止まりそうな感じで走行している姿が映し出される。ピットで#33 eeiA-ingsZを待つ間の時間がものすごくもどかしく感じた。恐らくドライブしている赤鮫選手の心中は計り知れないことであろう。長い時間が経ち、ようやく戻ってきた#33 eeiA-ingsZ。ピットでは早急に修復作業が行われた。トラブルの原因はどうやらスロットル系ではないかということだ。アクセルを踏んでもエンジン回転がアイドリングほどのエンジン回転でしかなく、スロットルが開いていないようだ。応急処置を終え、大井選手に交代しピットを離れていくが翌周のピットロード出口付近で再度#33 eeiA-ingsZはストップしてしまう。結局この後#33 eeiA-ingsZがこのレースを走ることは無く、スタッフに押されながらピットに帰ってきた。たった34周で#33 eeiA-ingsZのレースはリタイアというかたちで終了した。悔しさだけが残ってしまう無念のレースだった。ピット内ではスタッフが原因を追究しようと車両のチェックを行う。どうやら今回のトラブルの原因は配線のコネクター自体にトラブルがあったようである。

トラブルの原因は判明した。
しかしレースでは#23 フェアレディZの失格でポイントランキングで直接争っている#15 RX-7が繰り上がり優勝。ポイントを逆転され、16点差にまでその差を広げられてしまった。#83 NSXにも1点差で逆転されてしまい、大井選手組はランキング3位に転落してしまった。接戦続くクラス3でのここでの取りこぼしは今後のタイトル争いで遅れをとってしまうことになったが、次は赤鮫選手の走りなれた岡山国際サーキット。逆転タイトル獲得に向け、大井選手、赤鮫選手の速さに期待が持たれる。

【Result】
ingsエアロパーツ装着車両

STクラス1
No.3 エンドレスアドバンZ 影山 正美/青木 孝行   総合3位/STクラス1 3位(128周)

STクラス2
No.13 シーケンシャルエンドレス座間
HINOKI/WADA-Q/大瀧 賢治 総合6位/STクラス2 2位(125周)

No.123 エンドレスアライアドバンGDB
峰尾 恭輔TOSHI ARAI/木下 みつひろ 総合8位/STクラス2 4位(124周)

STクラス4
No.18 コスモソニック21FK ings DC5
浅野 武夫/笠原 智行/水書 健司 総合26位/STクラス4 4位(117周)

No.25 キーパー☆快洗隊インテグラ
畠中 修/石川 朗/田ケ原 章蔵 総合31位/STクラス4 6位(111周)



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