天候：予選/曇り 決勝/曇り
路面：予選/ドライ 決勝/ドライ
コース全長：3.703km レース距離：18周(66.654km)
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多くの名ドライバーを輩出してきた伝統あるホンダワンメイクレース。
今年からFD2型シビックタイプRを用いて『ホンダエキサイティングカップワンメイクレース2008シビックシリーズ』が開催される。
このレースはレギュレーションによって改造可能な範囲が厳しく制限されているが、アルミホイールはその中で変更が許されている
数少ないパーツで、ライバルに対してアドバンテージを得るためには高性能なホイールが必要となる。
昨年デビューイヤーながらスーパー耐久シリーズでカルラレーシング☆ings北海Zのクラスチャンピオン獲得に大きく貢献した軽量/高剛性を誇るingsのアルミホイール『TS06』。
このTS06を前嶋秀司選手がドライブするEXEDYイングスWMワコーズCIVICと谷口行規選手がドライブするINGS・EURO・WM/SGTシビックの2台が装着する。
ings TS06も前嶋、谷口の両選手と供にそのポテンシャルの高さをより示すべくにこのシビックインターカップに挑む事になった。
今回のインターカップ開幕戦は岡山国際サーキット(岡山県)で行われたスーパーGT第2戦のサポートレースとして開催された。
4月12日(土曜日)：予選
11時10分。気温20度というコンディションの下、予選セッションが開始された。
予選セッションは土曜日のたった1回のみ。しかもセッション時間が非常に短い為アタックできるタイミングは非常に少ない。各車一斉にコースイン。開始直後の計測でいきなりINGS・EURO・WM/SGTシビックの谷口選手がすぐさま1：44.566をマークしトップにたつ。その後、EXEDYイングスWMワコーズCIVICの前嶋選手が1：44.320をマークしトップを奪取。この後44秒台をマークするマシンが続々と現れたが、EXEDYイングスWMワコーズCIVICの前嶋選手、INGS・EURO・WM/SGTシビックの谷口選手のタイムを塗り替えるに至らなかった。
結局EXEDYイングスWMワコーズCIVICの前嶋選手がポールポジション獲得、INGS・EURO・WM/SGTシビックの谷口選手も2位となりings TS06装着の2台がシビックインターカップ開幕戦の予選でフロントローを独占した。
前嶋選手のタイムは岡山国際サーキットのコースレコードタイムとして記録される事となった。
4月13日(日曜日)：決勝
この日の岡山国際サーキットは曇り。気温も昨日よりは低く感じられる好コンディション。
12時08分、29,000人もの大観衆が見守る中シビックインターシリーズ開幕戦がスタートした。
EXEDYイングスWMワコーズCIVIC 前嶋選手はトップをキープし1コーナーへ飛び込むと後続との差をどんどん広げて行く。
INGS・EURO・WM/SGTシビック 谷口選手は#18 松井選手に2コーナーでかわされポジションを3位に落としてしまう。しかしINGS・EURO・WM/SGTシビック 谷口選手はすぐさま#18 松井選手の後方につけ、再び順位を取り戻すべくチャンスをうかがう。
4番手スタートの#13 市森選手がペースを上げINGS・EURO・WM/SGTシビック 谷口選手に徐々に追いつき3位のポジションを脅かす。INGS・EURO・WM/SGTシビック 谷口選手は#13 市森選手の猛チャージを必死に凌ぐも11周目のヘアピンでアウト側に並ばれてしまう。並走のままヘアピンを立ち上がる両者。リボルバーコナーでもサイドバイサイドの状態でバトルを展開。
しかしINGS・EURO・WM/SGTシビック 谷口選手の奮闘虚しくバイパーコーナーでとうとう#13 市森選手の逆転を許してしまう。そしてレース終盤、残り2周となった16周目のアトウッドカーブではINGS・EURO・WM/SGTシビック 谷口選手はアウト側にはらんでしまい#1 嶋村選手に前に出られてしまいINGS・EURO・WM/SGTシビック 谷口選手はそのまま5位でフィニッシュした。
EXEDYイングスWMワコーズCIVIC 前嶋選手はスタートから圧倒的な速さでポールトゥウイン、3周目にマークした1'45.554がレース中のファステストラップとなり開幕戦でパーフェクトウインを達成する事となった。
週末を通して完璧な成績を収めたと言えよう。
次は5月24日〜25日に栃木県のツインリンクもてぎで全日本選手権フォーミュラニッポンのサポートレースとして開催される。
ings“TS06”Installation Machine
3 EXEDYイングスWMワコーズCIVIC
Driver：前嶋 秀司
予選：1位(1'44.320 R)
決勝：1位(ベストラップ 1'45.554 FL)
72 INGS・EURO・WM/SGTシビック
Driver：谷口 行規
予選：2位(1'44.566)
決勝：5位
※R＝コースレコード FL＝ファステストラップ
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