天候:予選/晴れ 決勝/晴れ のち 曇り
路面:予選/ドライ 決勝/ドライ
コース全長:4,563m レース距離:4時間
スーパー耐久シリーズ第3戦が静岡県の富士スピードウェイで開催され、ST3クラスのエクセディH.I.S.イングスZ前嶋秀司選手/佐々木雅弘選手)が開幕3連勝を達成。
6月14日(土):予選
富士スピードウェイでのレースはサーキットの全面改修以降は毎年8月に行われてきたが、今年は6月の開催と言うことで降雨が心配された。
しかしそんな心配をよそに土曜日の富士スピードウェイ上空は快晴に見舞われた。
予選セッションはいつものように最初の15分間は1グループ(ST1/2)のAドライバー予選が行われる。
クラス2でのシーケンシャルエンドレスアドバンランサーの和田選手がトップタイムは逃したものの1'51.158でクラス2位と好位置につける。
クラス2で唯一インプレッサで孤軍奮闘する東和MOTUL・EDインプレッサの大澤選手は1'54.522でクラス9番手と後方に沈む。
1グループの予選が終了するとすぐさま2グループ(ST3/4)のAドライバーによる予選が行われる。
エクセディH.I.S.イングスZの前嶋選手は51秒台を狙ったがセッティング変更が裏目に出てしまい1'52.932で3番手。
UNT-Racing☆ings Zの伊橋選手は1'53.006とこちらも目標に掲げていたタイムに届かず4番手に止まった。
屏風浦工業ニューテック-Zは福山選手が1'55.088でクラス7番手、今回初参戦のSRC WAKO'S RX-7の橋本選手が8番手、同じく初参戦のドリームエンジェル・アドバンRX-7はオギ姉選手が10番手と言う結果。
クラス4ではAGY ings インテグラの井尻選手が1'56.720でクラストップタイム。
FUNKY'S コスモソニックFKingsDC5の浅野選手が1'59.477でクラス6番手、MTO tri-Ace CIVICは石川選手がアタックを行い2'01.517でクラス11番手となった。
インターバルをはさみ行われたBドライバー予選。ここでも1グループ/2グループに分かれて行われるが、1グループのST2、シーケンシャルエンドレスアドバンランサーの大瀧選手がセッション2番手となる1'51.775をマークしたが、合算タイムの結果わずかコンマ5秒及ばず、惜しくもクラス2位となった。
同じくST2クラスの東和MOTUL・EDインプレッサ、細野選手は1'54.320でクラス8番手で合算クラス8位と言う結果となった。
続いて2グループのBドライバー予選。このセッションでトップタイムをマークしたのはエクセディH.I.S.イングスZの佐々木選手。
しかしNSX(#39)の赤鮫選手が1'53.076をマークした事でクラスポールはNSXの手に渡ってしまいエクセディH.I.S.イングスZはクラス2位となった。
UNT-Racing☆ings Zの堤選手は1'55.110でセッション6番手のタイム。屏風浦工業ニューテック-ZはDORAGON選手が1'55.179で7番手、ドリームエンジェル・アドバンRX-7の清水選手が9番手、
SRC WAKO'S RX-7の藤井選手が10番手という結果。合算の結果、UNT-Racing☆ings Zはクラス4位、屏風浦工業ニューテック-Zはクラス6位、ドリームエンジェル・アドバンRX-7がクラス9位、SRC WAKO'S RX-7が10位となった。
クラス4はAGY ings インテグラの黒木英春選手がクラス2番手のインテグラ(#31)を1秒も突き放す1'57.101で堂々のトップタイム。当然合算でもクラス4のトップとなった。
FUNKY'S コスモソニックFKingsDC5の笠原選手は1'59.928でクラス7番手で合算タイム5位、MTO tri-Ace CIVICの五反田選手はクラス13番手で合算タイム12位と言う結果となった。
グリッド予選の後Cドライバー予選が行われたがUNT-Racing☆ings Zの木村選手、AGY ings インテグラの黒木健次選手など主要なドライバーは全員基準タイムをクリアし明日の出走権利を獲得した。
6月15日(日)
サポートレースのアクシデントで予定よりも10分遅れの13時10分、フォーメーションラップがスタート。
天候は曇り空。15,000人の観衆が見守る中、フォーメーションラップを終えたマシンが13時14分、一斉にスタートを切った。
NSX(#39)が先頭で1コーナー侵入。エクセディH.I.S.イングスZとBMW/M3(#27)、そしてUNT-Racing☆ings Zと続く。
5周目、BMW/M3がエクセディH.I.S.イングスZをパスし首位に立つがエクセディH.I.S.イングスZも離れず付いてゆく
それとほぼ同じ頃、NSXが上位争いから脱落、6周目にUNT-Racing☆ings Zは3位に浮上。
その後しばらくはBMW/M3とエクセディH.I.S.イングスZ、UNT-Racing☆ings ZとフェアレディZ(#15)の争いが続く。
40ラップ終了時、BMW/M3とエクセディH.I.S.イングスZの差は6秒3。
その20秒後方でUNT-Racing☆ings ZとフェアレディZ(#15)が激しく順位を競う。
40周目のコントロールラインでは一度フェアレディZ(#15)にかわされたUNT-Racing☆ings Zの伊橋選手だが、翌41周目の1コーナーをサイドバイサイドで侵入、ブレーキング勝負でギリギリまで我慢したUNT-Racing☆ings Z伊橋選手が再度順位を取り返すことに成功。
エクセディH.I.S.イングスZは45周でピットイン。佐々木選手に交替し3位でコースに復帰する。
その後2位を走行していたBMW/M3が47周でピットイン。これでトップに浮上したのはUNT-Racing☆ings Zの伊橋選手。
UNT-Racing☆ings Z伊橋選手は50周を終了しでピットストップ行う。
何とUNT-Racing☆ings Zはこの首位をキープすべく2スティントをタイヤ無交換でいくと言う作戦に出る。
伊橋選手のタイヤマネージメント能力をがあってこそ実行できる作戦だ。
このピットインでのロスタイムを最小限に抑えた事によってUNT-Racing☆ings Z伊橋選手はトップのままコースに復帰。しかもクラス2位と30秒のマージンを得る事に成功する。
しかしそのUNT-Racing☆ings Zの作戦は57周目に起こったアクシデントが元で入れられたセーフティーカーによって打ち砕かれてしまう。
これで大量リードを一気に失ってしまったUNT-Racing☆ings Zは64周目、エクセディH.I.S.イングスZにパスされ順位を落としてしまう。
UNT-Racing☆ings Zは75周を過ぎた頃からややペースダウン。そろそろタイヤが限界か?
UNT-Racing☆ings Zは82周でピットイン。堤選手へドライバーを交替しピットアウト、クラス4番手でコースに復帰。
堤選手は56秒台のラップで周回を重ねてゆくが、後方を行くNSXの井入選手が53秒台のハイペースで追い上げてきた。
チェッカーまであと少しとなった117周目、ついにNSXに追いつかれてしまい、とうとう4位の座を明け渡してしまう。
UNT-Racing☆ings Zは123周を走破し5位でフィニッシュした。
一方、64周目にトップに返り咲いたエクセディH.I.S.イングスZは安定したペースで走行を重ね93周を終えたところでピットイン。
再度前嶋選手に交替、トップでコースに復帰するも2位BMW/M3との差は約10秒にまで縮まった。
一進一退の攻防が続くが終盤117周を過ぎた頃BMW/M3にトラブルが発生しペースダウンし勝負は決した。
結局エクセディH.I.S.イングスZが2位に大差をつけ、4時間で124周を走破。開幕3連勝を達成した。
屏風浦工業ニューテック-Zが6位、SRC WAKO'S RX-7がクラス8位、ドリームエンジェル・アドバンRX-7がクラス9位とそれぞれ完走を果たした。
クラス2は東和MOTUL・EDインプレッサはクラス5位で完走。
シーケンシャルエンドレスアドバンランサーがエンジンが突然止まるアクシデントに見舞われたった7周でリタイヤ。
クラス4ではAGY ings インテグラが一時は首位を明け渡す場面見られたが、終わってみれば圧勝で2勝目をあげた。
逆にFUNKY'S コスモソニックFKingsDC5は27周目にエンジンブロー、
MTO tri-Ace CIVICは51周目にトラブルによるコースアウトでリタイヤと共に不運な結果に終わってしまった。
なお、総合優勝はBMW/Z4クーペ(#50)、クラス2優勝はランサーエボリューション](#13)だった。
次戦は7月20〜21日。日本で唯一の24時間耐久レース、十勝24時間レースが第4戦の舞台となる。
■ST2クラス(出走:予選9台/決勝9台)■
#37:シーケンシャルエンドレスアドバンランサー
和田 久/大瀧賢治/HINOKI
予選/クラス2位 決勝/リタイヤ
#59:東和MOTUL・EDインプレッサ
大澤 学/細野智行
予選/クラス8位 決勝/
■ST3クラス(出走:予選10台/決勝10台)■
#7:ドリームエンジェル・アドバンRX-7
オギ姉/清水隆広/岡島裕二
予選/クラス9位 決勝/クラス9位
#35:SRC WAKO'S RX-7
橋本げんや/藤井涼太
予選/クラス10位 決勝/クラス8位
#113:UNT-Racing☆ings Z
伊橋 勲/堤 明彦/木村 崇
予選/クラス4位 決勝/クラス5位
#333:エクセディH.I.S.イングスZ
前嶋秀司/佐々木雅弘
予選/クラス2位 決勝/クラス1位
#777:屏風浦工業ニューテック-Z
福山英朗/DORAGON/吉田基良
予選/クラス6位 決勝/クラス6位
■ST4クラス(出走:予選13台/決勝13台)
#18:FUNKY'S コスモソニックFKingsDC5
浅野武夫/笠原智行/水書健司
予選/クラス5位 決勝/リタイヤ
#22:MTO tri-Ace CIVIC
石川 朗/五反田義治/北山 浩
予選/クラス12位 決勝/リタイヤ
レース結果はスーパー耐久公式ホームページもあわせてご参照下さい.
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