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2008
05/17-18
スーパー耐久シリーズ2008 第2戦
@仙台ハイランドレースウェイ(宮城県)



天候:予選/晴れ一時 雨 決勝/晴れ
路面:予選/ドライ⇒ウエット 決勝/ドライ
コース全長:4.063km レース距離:124周(503.812km)


スーパー耐久シリーズ第2戦は宮城県にある仙台ハイランドで開催された。このレースにings製N-SPECエアロパーツ、アルミホイールTS06を装着するマシンが合計6台参加した。レースはST3クラスの#333:エクセディH.I.S.イングスZ(前嶋秀司選手/佐々木雅弘選手)が開幕戦に続いて2連勝。同じST3クラスの#113:UNT-Racing☆ings Z(伊橋勲選手/堤明彦選手)も3位でフィニッシュし、ings N-SPEC/TS06装着車が1-3フィニッシュを果たした。

なお、開幕戦に参加した年間エントリーのAGY ings インテグラ、屏風浦工業ニューテック-Z、享成自校鳥居歯眼科N.S.F明京・PTG・ings・EVOは残念ながらこの仙台戦を欠場する事となった。

5月17日(土):予選


13時20分、予選セッション最初の15分は1グループ(ST1、ST2)のAドライバー予選が行われた。#37:シーケンシャルエンドレスアドバンランサーの和田選手は1'54.334でST2クラスのトップタイムをマーク。#59:東和MOTUL・EDインプレッサの大澤選手はクラス8番手と言う結果でこの予選セッションを終了した。

後半15分は2グループ(ST3、ST4)のAドライバー予選。まず BMW(#27)が1'55.170をマーク。このタイムがST3の当面のターゲットタイムとなる。次にUNT-Racing☆ings Zの伊橋選手がアタック開始、1周目の計測は1'56.370。フェアレディZ(#15)やフェアレディZ(#19)が続いてアタックを行うが伊橋選手のタイムには及ばない。伊橋選手はアタックを続行、計測2周目にはさらにタイムを1'55.796まで縮める。#333:エクセディH.I.S.イングスZの前嶋選手はまず1'55.576をマーク。UNT-Racing☆ings Zの伊橋選手を抜きクラス2番手に浮上。次の周回では1'55.070をマークしクラストップに浮上した。 しかしその直後NSX(#39)が1'53.633と言う前嶋選手を1.4秒も上回るタイムをマークしST3クラストップに浮上。結局誰もこのNSXのタイムを塗り替える事が出来ずエクセディH.I.S.イングスZの前嶋選手はST3クラス2番手、UNT-Racing☆ings Zの伊橋選手がクラス4番手でセッションを終了した。

ST4クラスは接戦の末FUNKY'SコスモソニックFKingsDC5の浅野選手がST4クラス5番手、MTO tri-Ace CIVICの石川選手がクラス6番手という結果でAドライバー予選が総て終了した。

15分間のインターバルを挟んで行われたBドライバー予選。1グループ開始6分、#30(ランサーEvo.)がクラッシュ。赤旗が出されセッションは一時中断となった。19分間にも及ぶ中断の後、セッションは再開。シーケンシャルエンドレスアドバンランサー大瀧選手は徐々にタイムアップ、1'55.106をマークしクラス4位、東和MOTUL・EDインプレッサの細野選手は1'55.979でクラス6位と言う結果。

2グループの走行開始2分、いきなり大粒の雨が降り出した!現在コースに出ている車両は当然ドライタイヤ装着。1周を回る間にコンディションは激変しいかにエクセディH.I.S.イングスZの佐々木選手が懸命にアタックしてもこのコンディションでは逆転は絶望的。2'06.300をマークするが前車との差は3秒も開かれてしまう。

UNT-Racing☆ings Zの堤選手がフィニッシュラインを通過する頃には完全にヘビーウェット。この最悪のコンディションでは2'25.071をマークするのがやっとであったすぐさま赤旗が提示され全車ピットへ戻ってくる。

ウエット宣言が通告された中、エクセディH.I.S.イングスZを含めた上位4台は予選アタックを終了。しかしUNT-Racing☆ings Zの堤選手はこのままだと予選通過タイムを下回っているため、レインタイヤを装着、2'11.877までタイムアップを果たし予選終了。結局このセッションはエクセディH.I.S.イングスZの佐々木選手がクラス3番手、UNT-Racing☆ings Zの堤選手がクラス6番手という結果となった。

ST4クラスではFUNKY'SコスモソニックFKingsDC5の水書選手がクラス5番手、MTO tri-Ace CIVICの五反田選手がクラス7位でセッションを終了。

合算の結果、ST2クラスではシーケンシャルエンドレスアドバンランサーが8番グリッド(クラス3位)を、東和MOTUL・EDインプレッサが12番グリッドを獲得。

ST3クラスではエクセディH.I.S.イングスZが16番グリッド(クラス4位)、UNT-Racing☆ings Zが19番グリッド(クラス6位)とそれぞれBドライバー予選のときの雨に翻弄され、後方からのスタートを余儀なくされる結果となってしまった。

ST4クラスではFUNKY'S コスモソニックFKingsDC5が24番グリッド(クラス5位)、MTO tri-Ace CIVICがその直ぐ後の25番グリッド(クラス6位)からスタートする。

5月18日(日):決勝

気温20度/路面温度40度と言うコンディションの下、12時38分に決勝レースのスタートが切られた。

3周目、エクセディH.I.S.イングスZがヘアピンでBMWのインを衝いてトップに浮上する。しかしBMWとNSXも背後にピタリと付く。特にBMWはエクセディH.I.S.イングスZにプレッシャーをかけ続ける。21周目、エクセディH.I.S.イングスZはBMWに再び首位を明け渡してしまった。

UNT-Racing☆ings Zは堤選手が予定通り1分59秒〜2分00秒台のペースを維持したまま安定した走りでラップを重ね続ける。タイヤマネージメントに絶対的な自信を持つUNT-Racing☆ings Zはタイヤを温存しレース終盤に勝負をかける作戦のようだ。

25周を過ぎたあたりで順位はひとまず落ち着き、この段階でエクセディH.I.S.イングスZは約2.5秒差のクラス2位。UNT-Racing☆ings Zは約40秒差でクラス6位。

最初のピットストップ、まず動いたのはUNT-Racing☆ings Z。ドライバーは堤選手から伊橋選手に交替。フロントのみタイヤ交換を行い、ピットストップの所要時間を少なく済ます作戦だ。そして次に動いたのはエクセディH.I.S.イングスZ。こちらはニュータイヤを4本とも交換、前嶋選手にドライバーを交代した。

1回目のピットストップがひととおり終了し順位が落ち着いてきた55周目、ST3クラスのトップはNSX。2位は約8.5秒遅れてエクセディH.I.S.イングスZ。その10秒後方に3位BMW。そして46秒後方にUNT-Racing☆ings Zと続く。


70周目でUNT-Racing☆ings Zが2回目のピットストップを行う。今回はニュータイヤを4本とも交換。伊橋選手は2スティント連続走行だ。ピットアウト直後、伊橋選手はこのレースでのクラスファステストラップとなる1:57.992をマーク。その後も57秒台のラップタイムを連続で出しスパートをかける。


77周目に3位走行のBMWがピットイン、クラストップ走行のNSXは80周目にピットイン。そしてエクセディH.I.S.イングスZは81周目にピットイン。エクセディH.I.S.イングスZは今回もタイヤを4本交換、ドライバーは前嶋選手から佐々木選手に再度交替した。

エクセディH.I.S.イングスZがクラス3位でコースに復帰。順位は1位NSX、2位フェアレディZ(#15)、3位エクセディH.I.S.イングスZ、4位BMW、5位UNT-Racing☆ings Z。

しかしフェアレディZ(#15)は2回目のピットインを行ったため後退。これでエクセディH.I.S.イングスZとUNT-Racing☆ings Zはポジションをひとつ上げた。

エクセディH.I.S.イングスZもペースの上がらないNSXを2.5秒ほど速いペースで追い上げる。そして100周目のヘアピンコーナーでエクセディH.I.S.イングスZはトップを走っていたNSXをパスし首位浮上!

しかし今度は後方からBMWが猛烈な速さで追い上げてきた。BMWのペースはエクセディH.I.S.イングスZより約1.5秒速い。
みるみる差は詰まり、エクセディH.I.S.イングスZの背後にピタリとつける。どうやらエクセディH.I.S.イングスZにはパワーステアリングにトラブルが発生している模様。テールtoノーズの状態まで接近されるもエクセディH.I.S.イングスZ佐々木選手は何とか凌ぎ続ける。

UNT-Racing☆ings Zはさらに追い上げを続け、当初40秒もあったNSXとの差がもう目に見えるところまで近づいた。
『見えてますよね?いいトコ見せてください。』無線を通じて伊橋選手にメカニックからの励ましの声がかかる。そして残り3周となった117周目でNSXをパス!猛スパートが功を奏し3位まで追い上げる事に成功した。

エクセディH.I.S.イングスZはBMWの猛攻を最後まで凌ぎきり、0.284秒と言う超接近戦を制し2連勝達成。UNT-Racing☆ings Zも3位でフィニッシュしingsのN-SPECエアロパーツとアルミホイールTS06を装着した2台のフェアレディZが
1-3フィニッシュを達成した。

ST2クラスでは前回優勝のシーケンシャルエンドレスアドバンランサーが序盤にトラブルで緊急ピットインを余儀なくされるもクラス4位で完走。東和MOTUL・EDインプレッサはフロントハブのトラブルが発生しピットに入れられる場面もあったがクラス5位完走となった。

ST4クラスはFUNKY'S コスモソニックFKingsDC5がコースアウトやピットロードの速度違反のペナルティなどもあってクラス4位完走。MTO tri-Ace CIVICは一時は3位を走行していたが結局クラス6位完走、今季初ポイントを獲得した。

総合優勝はST1クラスのPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(#28)だった。次回は6月14日〜15日、静岡県の富士スピードウェイで第3戦が開催される。

【ST-Class2】
#37 シーケンシャルエンドレスアドバンランサー
Driver:和田 久/大瀧 賢治/HINOKI
予選:クラス3位(総合8位)/決勝:クラス4位(総合14位)

#59 東和MOTUL・EDインプレッサ
Driver:大澤学/細野智行
予選:クラス7位(総合12位)/決勝:クラス5位(総合24位)

【ST-Class3】
#333 エクセディH.I.S.イングスZ
Driver:前嶋 秀司/佐々木 雅彦
予選:クラス4位(総合16位)/決勝:クラス1位(総合9位)

#113 UNT-Racing☆ings Z
Driver:伊橋 勲/堤 明彦/木村 崇
予選:クラス6位(総合19位)/決勝:クラス3位(総合11位)

【ST-Class4】
#18 FUNKY'SコスモソニックFKingsDC5
Driver:浅野 武夫/水書 健司/笠原 智行
予選:クラス5位(総合24位)/決勝:クラス4位(総合19位)

#22 MTO tri-Ace CIVIC
Driver:石川 朗/五反田 義治
予選:クラス6位(総合25位)/決勝:クラス6位(総合24位)

Report :Yokoyama



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