全日本ジムカーナに続き、2008年のダートトライアル選手権シリーズも開幕を迎えた。

まずは、SA1クラス。昨年度総合成績を5位で終えた柴田選手は早くも好スタートを切った。一本目僅差の2位で迎えた2本目、大幅なタイムアップを果たすものの0,151秒差で僅かに届かず2位。終わってみると1秒以内に5人がひしめく大接戦のクラスとなった。

SA2クラスに参戦する北村選手は、参戦中唯一新型インプレッサGRBを投入。実力は確かなだけに今回の21位はマシンの熟成が課題となった。SC3クラスには、昨年度に引き続き梶岡選手がGDB型インプレッサにて参戦。実力派ぞろいの同クラスでは誰が勝ってもおかしくなくその日その場のセッティングが大きく結果に結びつく。結果は3位とまずまずではあったが、本人は満足できていないだろう。Dクラスでは、これまでミラージュにて参戦していた06年チャンピオンの河内選手がマシンをランサーへチェンジ。

一本目、新型車にありがちなマイナートラブルが発生してしまいノータイムとなるも、2本目までに修復が完了しクラス唯一の36秒台をマークし優勝。トラブルに負けない精神力とサポートするチーム力が大きく勝敗を分けた。次戦は、4月20日モビリティオオムタ。各選手の活躍に期待したい。

SA1　Class
NO,055　DソルジャーDLインテグラ　柴田一洋選手(DC5)　1st　Try　1'49.845　2nd　1'46.402　クラス2位

SA2　Class
NO,75　DLケンミレiオンインプレッサ　北村　和浩選手(GRB)　1st　Try　1'42.389　2nd　Try　1'42.660　クラス21位

SC3　Class
NO,013　DLレイズingsインプレッサ　梶岡　悟選手(GDB)　1st　Try　1'38.638　2nd　Try　1'38.094　クラス3位

D　Class
NO,03　BSオベロンCMSC☆ランサー　河内　渉選手(CT9A)　1st　Try　無効　2nd　Try　1'36.611　クラス優勝