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2007
7/15-16
2007年スーパー耐久シリーズ第3戦
GTスペシャルステージ 第14回十勝24時間レース

@十勝インターナショナルスピードウェイ(北海道)


2007年スーパー耐久シリーズ第3戦/GTスペシャルステージ 第14回十勝24時間レース
2007年7月15日(スタート)-16日(ゴール)

ingsエアロ装着車
【STクラス2】
#13 エクセディシーケンシャルエンドレスCS
和田久/中村啓/HINOKI/大瀧賢治
総合10位/ST2クラス2位

#602 享成自校・鳥居歯科・BRIDE・明京・EVO
岩月辰文/岡田道昌/鳥居良彦/島田和樹
総合31位/ST2クラス6位

【STクラス3】
#7  アメニティホーム・エクセディRX-7
井入宏之/赤鮫オヤジ/佐々木孝太/入口秀輝
総合8位/ST3クラス3位

#113 カルラレーシング☆ings北海Z
大井貴之/伊橋勲/松田次生
総合7位/ST3クラス2位

#333 H.I.S.◆ings◆Z
前嶋秀司/Igor Sushko/山崎学/杉野甫
総合15位/ST3クラス5位

【STクラス4】
#18 FUNKY'SコスモソニックingsFKDC5
浅野武夫/笠原智行/水書健司/中島敦
371周リタイヤ

 

2007年スーパー耐久シリーズは前戦鈴鹿から約2ヶ月のインターバルをおいて第3戦が北海道にある十勝インターナショナルスピードウェイで開催された。十勝ラウンドは日本で唯一行われる24時間耐久レースであり、今年は久々に昨年までのクラブマンコースではなくグランプリコースにて行われることとなった。レギュラードライバーに加え、豪華な助っ人ドライバーの参戦も十勝24時間ならではの見所。#113 カルラレーシング☆ings北海Zは武居義隆選手に代わりニスモワークスドライバーの松田次生選手を起用。#7 アメニティホーム・エクセディRX-7は#14(RX-7)をドライブする入口秀輝選手が参加。


#333 H.I.S.◆ings◆Zには今年第1〜2戦で#74(インテグラ)をドライブした山崎学選手と昨年F4/FCJに参戦の杉野甫選手の若手を起用した。ここ北海道はカルラレーシングチームにとって本拠地。何としてでも勝ちたいカルラレーシングチームは全員が気合十分でこのレースに臨んだ。また、ingsにとって高性能アルミホイール『TS06』が本格的に実戦投入されるいわばデビューレースとなる。『TS06』は#113 カルラレーシング☆ings北海Zに装着され過酷な24時間レースを足元からサポートする。


十勝24時間に限り予選セッションが設けられずに代わりに前戦までのポイントランキングでグリッドが決定する。このためingsエアロ装着車のグリッドはST3クラスランキング1位の#113 カルラレーシング☆ings北海Zがクラスポールからのスタートとなる。#7 アメニティホーム・エクセディRX-7がST3クラス5番手、#333 H.I.S.◆ings◆ZはST3クラス7番手からスタートする。ST2クラスでは#13 エクセディシーケンシャルエンドレスCSが2位、#602 享成自校・鳥居歯科・BRIDE・明京・EVOが5番手からのスタート。ST4クラスは#18 FUNKY'SコスモソニックingsFKDC5は4番手からスタートする。


7月とは思えないほど冷え込んだ気温に加え、スタート直前に振り出す霧雨の空の下、参加全36台のマシンがグリッドに並んだ。スタートドライバーは#113 カルラレーシング☆ings北海Zは大井選手、#7 アメニティホーム・エクセディRX-7は佐々木孝太選手と#333 H.I.S.◆ings◆Zは山崎選手が務める。


15時、曇り空の中ローリングラップが始まる。1周のセーフティーカーランの後、GT/TP1クラスの#039(トヨタ スープラ HV-R)を先頭に24時間後のチェッカーに向けてスタートが切られた。序盤から#113 カルラレーシング☆ings北海Z、#74(フェアレディZ)に加えクラス6番グリッドからジャンプアップした#41(フェアレディZ)が激しいトップ争いを繰り広げる。そこからやや遅れて#7 アメニティホーム・エクセディRX-7と#27(BMW M3)、#15(フェアレディZ)による4位争いが展開される。この集団も隙あらばトップ争いに食い込める位置を走行している。


2時間(17:00)経過時点、トップは#74(フェアレディZ)。#113 カルラレーシング☆ings北海Zが2番手、#7 アメニティホーム・エクセディRX-7が6位、#333 H.I.S.◆ings◆Zは8位を走行。この頃から霧雨が強くなってくる。ただし路面状況はまだスリックかレインか、タイヤチョイスを悩ませる路面状況だ。#7 アメニティホーム・エクセディRX-7が2時間30分経過時点(62LAP)でピットイン。先駆けてタイヤをレインへと変更する。しかし、この作戦は裏目に出てしまう。路面がまだレインで走れるほど濡れてはおらず結局約30分ほど走行した後、再度ピットイン。タイヤをドライに戻すことになる。この時点で#7 アメニティホーム・エクセディRX-7はライバルチームに比べてピットイン回数の面でハンデを背負ってしまう。


しばらくしてサーキットは完全に闇に包まれる。この夜間走行も十勝24時間ならではの光景だ。しかし霧雨降るウェットコンディションの中、ドライバーは神経をすり減らしながらも僅差の戦いが続けていた。6時間(21:00)経過時点でのST3クラスの順位は#113 カルラレーシング☆ings北海Zが3位、#7 アメニティホーム・エクセディRX-7が5位、#333 H.I.S.◆ings◆Zが8位と言う順位。ST2クラス#13 エクセディシーケンシャルエンドレスCSはクラス2位、#602 享成自校・鳥居歯科・BRIDE・明京・EVOはクラス6位を走行。ST4クラスの#18 FUNKY'SコスモソニックingsFKDC5は序盤トップを快走するも給油装置にトラブルが発生し、クラス7位まで後退してしまう。


9時間経過時の順位は#113 カルラレーシング☆ings北海Zがトップ。2番手に45秒差で#41(フェアレディZ)、3番手は2分差で#74(フェアレディZ)が続く。しかしその後#74(フェアレディZ)は他車との接触もあり後退。クラストップ争いは#113 カルラレーシング☆ings北海Z、#41(フェアレディZ)、#27(BMW M3)の3台で続けられる。#7 アメニティホーム・エクセディRX-7もまだ挽回可能な位置で走り続けている。


スタートしてからようやくレース時間の半分、12時間が経過。今年の十勝24時間では12時間経過時点でクラストップを走行する車両にボーナスポイントが与えられる。このボーナスポイントはルーティンタイミングをぎりぎりまで引き伸ばした113号車カルラレーシング☆ings北海Zが獲得した。この時点で#113 カルラレーシング☆ings北海Z、#41(フェアレディZ)、#27(BMW M3)の3台が同一周回で争う。7号車はクラス4位、#333 H.I.S.◆ings◆Zは6位を走行する。


まもなく17時間を経過しようとする頃、113号車とトップ争いをしていた#41(フェアレディZ)がクラッシュ!!トップ争いから脱落する。代わって2位に浮上したのは#27(BMW M3)。昨年と同じ展開となる。#7 アメニティホーム・エクセディRX-7もコンスタントに走り続けた甲斐もあり3位に浮上。このころから雨は止み、路面もドライタイヤで走行できるまでに回復。17時間経過して間もない8時15分、#18 FUNKY'SコスモソニックingsFKDC5が炎上!!ピットロード入り口付近で止まってしまう。すぐさま車両排除のためセーフティーカーが入る。リペアエリアに運ばれるもここでリタイヤとなってしまう。#74(フェアレディZ)は猛チャージで前を行く#7 アメニティホーム・エクセディRX-7を追いかける。#7 アメニティホーム・エクセディRX-7、どうやら3速ギアが破損した模様!!このトラブルでペースを思うように上げれない。まだかなりの差は開いているが油断はできない。


18時間を経過した段階で今度は#113 カルラレーシング☆ings北海Zのペースが上がらない!!原因はわからないがエンジンが不調なのか、#27(BMW M3)に抜かれて2位に後退してしまう。


19時間を過ぎたあたりから空も晴れ模様となる。後1時間をきったところで#113 カルラレーシング☆ings北海Zは最後のピットイン。最後まで何が起こるかわからない耐久レース。前後の差は大きく離れているためあるため、各チームとも無理をせず確実にチェッカーを受けることに重点を置く。


#333 H.I.S.◆ings◆Zはいろいろトラブルを抱えたもののポジションを守りきりクラス5位でフィニッシュ。
#7 アメニティホーム・エクセディRX-7は序盤の遅れを挽回し、見事3位獲得。そして#113 カルラレーシング☆ings北海Zも最後にトラブルが出てしまい追撃体制が取れなかったが確実に走りきりクラス2位を獲得した。クラス2では#13 エクセディシーケンシャルエンドレスCSがST2クラス2位で表彰台を獲得、#602 享成自校・鳥居歯科・BRIDE・明京・EVOがST2クラス6位で見事完走を果たした。


ポイントランキングでも2位23ポイントに加え12時間ボーナスの5ポイントを合わせた28ポイントで優勝した#27(BMW M3)以上の得点を獲得したKARURA RACING(#113 カルラレーシング☆ings北海Z)がランキングトップを維持。岡部自動車(#7 アメニティホーム・エクセディRX-7)もランキングを1つ上げ4位に浮上。YZ SPEC(#333 H.I.S.◆ings◆Z)はランキングの変動こそなかったがランキング6位の#41(フェアレディZ)との差を詰めることに成功した。


総合優勝はGT/TP1クラスのDENSO SARD SUPRA HV-R(トヨタ スープラ HV-R)が獲得した。

Report :Yokoyama



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