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2007
5/12-13
スーパー耐久シリーズ 第2戦
@鈴鹿サーキット


【5月11日(金):特別スポーツ走行】

木曜日の設営日に降り注いでいた雨はやみ、風が強く吹くものの五月晴れの空が鈴鹿に広がった。金曜日はS耐特別スポーツ走行の時間が3回設けられている。KARURA RACINGは前回仙台で優勝を取りこぼしてしまったため、新兵器となりうる【ings TS06】を実戦投入するか否かを判断するためこの占有走行枠をテスト走行にあてた。前回の鈴鹿合同テストの段階でコメントされた【ings TS06】装着に伴うスタビリティの変化が予選/決勝でアドバンテージとなるかどうか見極めるべく走行を重ねる。
『リアのスタビリティが上がったせいか、フロントが逃げる感じがする...。』
『現状ではセッティング変更を行う必要がある。』
基本的な変更点はホイールのみ。極限近くなればホイールひとつでここまで車が全く別物に変化する。改めてホイールは重要なセッティングパーツのひとつであることを我々は再認識させられた。


2回目までの特別スポーツ走行が終了し、KARURA RACINGは今回の鈴鹿での予選/決勝は【ings TS06】の装着を見送ることにした。『明らかにホイールの性能が向上していることは判るが、どうしても勝利を得るためにはセッティングをするだけの走行時間が不足している。』との監督の決断によるものだ。予選までに残された走行時間は特別スポーツ走行3回目の1時間のみ。【ings TS06】にあわせたマシンセッティングを決定するための走行時間は確かにあまりにも少なすぎる...。


勝利を最優先とするために従来通りの仕様で望んだ3本目は2'16.969をマークする。KARURA RACINGはこのクラストップタイムで金曜日の走行を締めた。#7アメニティホーム・エクセディRX-7は1回目を2'21.591でクラス9位、2回目2'20.341でクラス6位、3回目2'18.879でクラス6位とこの日は上位に食い込むことは無かったが井入選手、佐々木選手はもちろん、赤鮫選手もF4等で走り馴れた鈴鹿なので、予選/決勝では必ず上位に進出すると思われる。#333 H.I.S-Zは1回目2'19.476で#113 カルラレーシング☆ings北海Zに次ぐクラス3番手、2回目は走行せず、3回目はクラス11位にあたる
2'21.128でこの日のスケジュールを終了している。


クラス2では#13 エクセディシーケンシャル エンドレスCSが1回目2'16.051でクラストップ。2回目は2'18.877でクラス6位、3回目は2'16.758でクラス3位となる。クラス4では今回からニューカラーリングとなった#18 FUNKY'Sコスモソニックings FK-DC5は2回目こそ出走しなかったものの1回目4位、3回目4位で走行終了。今回が初出走となる#34 AUTOBACS ADVAN WORLD ONE インテグラは3回目の出走は取りやめたが1回目2位、2回目は3位と順調なスタートをきった。

【5月12日(土曜日):予選】

好天の下で行われたAドライバー予選。
#7 アメニティホーム・エクセディRX-7が井入選手のアタックでクラストップタイムとなる2'16.299をマーク!!そして大井選手の#113 カルラレーシング☆ings北海Zが2'16.881をマークしクラス2番手。前嶋選手の#333 H.I.S-Zが2'17.402をマークしクラス3位となったことでST3クラスにおいてingsエアロ装着車がこのセッションでの上位1〜3位を独占した。ST2クラスでは#13 エクセディシーケンシャル エンドレスCSは和田選手のアタックで2'14.382のクラストップタイムをマーク!!この日よりingsエアロを装着した#602 明正建設・名京産業・パームタウンガレージ・EVOは岩月選手がアタック。予選基準タイムをクリアしクラス10番手で通過。ST4クラスでは#18 FUNKY'Sコスモソニックings FK-DC5が浅野選手のアタックで2'24.469をマークしクラス2番手。#34 AUTOBACS ADVAN WORLD ONE インテグラも守内選手が2'24.692をマーク、クラス3位につける。


Aドライバーによる予選セッションの後、インターバルをはさんでBドライバーによる予選セッションが行われた。
ST3クラスでは#7 アメニティホーム・エクセディRX-7がBドライバー登録を赤鮫選手から佐々木選手に変更しクラスポールポジション獲得を目指す。その佐々木選手のアタックはST3クラスのコースレコードとなる2'15.813をマーク!!これで#7 アメニティホーム・エクセディRX-7は仙台に続いて文句なしのクラスポールポジションを獲得する。#113 カルラレーシング☆ings北海Zの伊橋選手は思ったようにペースを上げれず2'18.042で不本意なクラス6位。#333 H.I.S-Zもスシュコ選手のアタックは2'20.172でクラス11番手となるタイム。結局、#113 カルラレーシング☆ings北海Zは合算タイムで#74(フェアレディZ)に逆転されクラス3位、#333 H.I.S-Zもクラス8番手まで順位を落としてしまった。クラス2では#13 エクセディシーケンシャル エンドレスCSは中村選手がアタックするも2'17.335でクラス6番手にとどまる。合算タイムで#11(ランサーEVO.\)に逆転されクラス2番手。平橋選手駆る#602 明正建設・名京産業・パームタウンガレージ・EVOも2'25.553で基準タイムクラスをクリアし、最後尾ながら予選通過を果たす。ST4クラスは#34 AUTOBACS ADVAN WORLD ONE インテグラが北川選手が2'25.113を出すが合算でわずか0.687及ばずクラス2位。#18 FUNKY'Sコスモソニックings FK-DC5は笠原選手が2'26.606をマークするが合算タイムでクラス4位まで順位を落としてしまう。

その後続いて行われたCドライバー予選。
ST3クラスでは#113 カルラレーシング☆ings北海Zは武井選手のアタックでクラス4番手にあたる2'22.152をマーク。#7 アメニティホーム・エクセディRX-7は赤鮫選手がアタックしクラス6位の2'22.746で文句無く基準タイムをクリアした。ST2クラスでは#13 エクセディシーケンシャル エンドレスCSのHINOKI選手、ST4クラスの#18 FUNKY'Sコスモソニックings FK-DC5の水書選手、#34 AUTOBACS ADVAN WORLD ONE インテグラの田ヶ原選手もCドライバー予選を通過した。ST2クラス、#602 明正建設・名京産業・パームタウンガレージ・EVOの鳥居選手は2'34.654で基準タイムにわずかに及ばず、予選通過は叶わなかったが、後に審査委員会の決定により決勝出走が認められた。

【5月13日(日):決勝】

朝のフリー走行は順調に終了。大きなトラブルも無く各チームとも決勝に向けて準備は万端。サポートレースが消化されるにつれ、日差しも強くなり気温も高まる。13時30分、いよいよ37台によるフォーメーションラップが始まった。スタート直後から14(RX-7)、#7 アメニティホーム・エクセディRX-7、#74(フェアレディZ)、そして抜群のスタートを決めた#333 H.I.S-Z、#113 カルラレーシング☆ings北海Zが続く展開となる。#14(RX-7)から約3秒差の間隔を保ち#7 アメニティホーム・エクセディRX-7が2位をキープ。その後、16周目に#113 カルラレーシング☆ings北海Zが#333 H.I.S-Zを抜きクラス4位に浮上。ST3クラス2位の#7 アメニティホーム・エクセディRX-7からクラス6位の#27(BMW)までは僅差で連なっている。


レース距離の約3分の1にあたる26周目からSTクラス3のピットインが#41(フェアレディZ)を筆頭に始まった。ST3クラス上位陣ではまず27周目に#14(RX-7)がピットイン、29周目に#7 アメニティホーム・エクセディRX-7がピットに入る。ドライバーは井入選手から赤鮫選手に交代した。#7 アメニティホーム・エクセディRX-7はタイヤ交換を行わず、給油そしてドライバー交代をして約50秒ほどの停止時間でピットを後にする。

上位2台のRX-7がピットインしたことで3台のフェアレディZとBMWの計4台によるST3クラストップ争いは32周目、#113 カルラレーシング☆ings北海Zの大井選手が1コーナーで#74(フェアレディZ)のインに入る!ダートに片輪を落とし砂煙を上げながらも2コーナー出口までサイドバイサイドで攻め込むが#74(フェアレディZ)も踏ん張る。しかし翌33周目にホームストレートに戻ってきた際に#113 カルラレーシング☆ings北海Zはトップに立っていた。

#74(フェアレディZ)攻略に成功するもまだクラス4位のマシンまでが#113 カルラレーシング☆ings北海Zを僅差で迫る展開が続く。35周目、クラス3位を走行中の#333 H.I.S-Zがピットイン。給油とタイヤ4本交換を行うがドライバーは前嶋選手のままだ。#113 カルラレーシング☆ings北海Zが37周目にピットイン。給油のみの素早いピットワークでコースに復帰する。 #27(BMW)が翌38周目にピットイン。給油、タイヤ交換、ドライバー交代を行ったため、#113 カルラレーシング☆ings北海Zはこの段階で十分なマージンを得た。


各車1回目のピットストップが終了し、順位変動もひとまず落ち着きをみせだした43周目、なんと#7 アメニティホーム・エクセディRX-7がガレージに飛び込んできた!!エンジントラブルで残念ながら無念のリタイヤとなってしまった。#7 アメニティホーム・エクセディRX-7が戦列を去った後、50周目の順位は#113 カルラレーシング☆ings北海Z、#74(フェアレディZ)、#333 H.I.S-Z、#27(BMW)、#41(フェアレディZ)。勢いに乗る#333 H.I.S-Zは51周目、#74(フェアレディZ)を抜きST3クラス2位に浮上!これでings N-SPEC フェアレディZタイプE用エアロパーツ装着車両の1-2体制となる!!レースも3分の2に差しかかろうとする52周目、今度はまず#27(BMW)がピットイン! 給油のみの作業でピットを後にする。53周目、#113 カルラレーシング☆ings北海Zがピットイン!!給油に加え、このピットインではタイヤも交換し、伊橋選手に交代する。翌54周目には#333 H.I.S-Zもピットイン。給油、タイヤ交換、ドライバーはスシュコ選手に交代する。ピット作業でタイヤが外れないトラブルが出てしまい大きく順位を落としてしまう。2回目のピット作業が終了し、#113 カルラレーシング☆ings北海Zと#27(BMW)との差は一気に縮まってしまった。#27(BMW)はその差を毎ラップ1秒ずつ縮めてくる。しかし伊橋選手も踏ん張り何とか27(BMW)の猛攻をしのぐ。抵抗むなしく72周目の1コーナー#113 カルラレーシング☆ings北海Zは#27(BMW)にトップの座を奪われてしまう。総合1位のST1クラスのマシンがまもなくチェッカーを受ける最後の最後で『#27(BMW)と#113 カルラレーシング☆ings北海Zの差が一気に縮まった!』との場内アナウンスが飛び込む。伊橋選手が意地を見せ前を行く#27(BMW)に迫るが僅差で追いつけず、仙台に続くクラス2位でフィニッシュ。

今回も優勝こそ叶えられなかったがKARURA RACINGはST3クラスランキングトップでチームの地元北海道での第3戦『十勝24時間レース』に臨むこととなる。

一時は上位を走行していた#333 H.I.S-ZはST3クラス5位でフィニッシュした。


なお、ST2クラスは#13 エクセディシーケンシャル エンドレスCSは序盤こそクラストップを走る快走を見せるがトラブルにより結局クラス7位で完走するにとどまる。#602 明正建設・名京産業・パームタウンガレージ・EVOはクラス8位で完走した。ST4クラスは#34 AUTOBACS ADVAN WORLD ONE インテグラがクラス3位で表彰台を獲得。#18 FUNKY'Sコスモソニックings FK-DC5はクラス4位で完走した。

Report :Yokoyama



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