2006 ings Race Machine ST Class3
#33 トータルスポーツ ingsZ (Nissan FAIRLADY Z Type-E/Z33)
ドライバー:大井貴之/幸内秀憲
予選:総合 19位/STクラス3 5位 決勝:総合11位/STクラス3 2位
2006年開幕戦の優勝から約3週間。スーパー耐久シリーズはF1日本グランプリで有名な鈴鹿サーキットで行われた。
今回はAドライバーの伊橋勲選手が急遽欠場となってしまい、大井貴之選手がAドライバーに、そしてBドライバーには2004年にingsカラーのフェアレディZでS耐をドライブした幸内秀憲選手を迎え、 戦う事となった。
予選日は昨日の雨から一転。開始直前には太陽の日が照らされるほど 好天に恵まれた。
ドライバーズ予選は大井、幸内の両選手ともに問題なくクリアし、午後からの グリッド予選に挑む。
グリッド予選は今回も大井選手が担当。いつものようにスーパーラップを 出して帰ってくるだろうと期待をしていたが、エンジンのオーバークールと 原因不明のアンダーステアに悩まされ、クラス5番手に留まる。
この原因究明のために遅くまでミーティングを行い、明日のフリー走行で この日のドライバーズ予選と同じ条件で走行チェックを行う事となった。
決勝日。この日は素晴らしい五月晴れの空模様が広がる。
8時より行われたフリー走行。短い時間だが、両ドライバー共に走行を 終了。昨日の原因不明のアンダーステアは、グリッド予選に使用されたSET8の タイヤにあるだろうという結論だった。
決勝レースのスタートが近づくにつれて、日差しはますます強くなり、気温も さらに上昇してきた。マシンにもドライバーにも厳しい条件となってきた。
フォーメーションラップを終了し、いよいよスタート。
スタートドライバーは大井選手。アンダーステアに苦しめられながらも 序盤は順調にポジションを上げていたが、12周目に周回遅れの#99 S2000を 抜き去る際、追突してしまう。
この接触で#33 トータルスポーツingsZも左フロント部を破損してしまう。
傷つきながらもSTクラス3の3番手を走行。21周めにSTクラス3トップを走行の#23 フェアレディZがスロー走行の映像が入る。その後#23フェアレディZがピットインし、 これで#33 トータルスポーツingsZはSTクラス3の2番手に浮上する。
28周目、ここまでSTクラス3トップを走っていた#15 RX-7が1回目のピットイン。
この段階で#33 トータルスポーツingsZがSTクラス3トップに浮上するが、ここで 12周目の接触に対するペナルティ(危険なドライブ行為による10秒のペナルティストップ)
が提示されてしまう。
30周目、このペナルティを消化し、35周目に1回目のピットストップを行う。
タイヤは交換せず、ガスを補給するだけで大井選手はピットを後にした。
このピットストップで順位はSTクラス3の2番手に後退する。クラストップは#83 NSX。
じわじわと#83 NSXを追い立てる大井選手。テールtoノーズの戦いはしばらく続いたが、 45周めのヘアピン立ち上がりで一瞬の隙を突き、サイドbyサイドの状態で200Rに入っていく。
ここで#83 NSXの目の前に#55ランサーが立ちふさがる。このチャンスを逃さずスプーンコーナー
進入で#83 NSXを抜き再びSTクラス3のトップに浮上する。
その後、ヘアピンで観客に対し、サムアップをする大井選手の映像が映し出されるほど 順調に走行を続け、50周目に2回目のピットストップを行う。
ここで幸内選手に交代。ガス補給、タイヤ交換の後、ピットを後にした。
このピットストップで順位はSTクラス3、4番手となる。
その後、上位を走る#9 フェアレディZ、#7 RX-7がそれぞれピットインを行い、#33 トータルスポーツingsZはSTクラス3の2番手まで浮上する。
クラストップは#15 RX-7。その差は約22秒。
幸内選手の走りで徐々に#15 RX-7との差は少しずつではあるが縮まってきている。
しかしSTクラス3の3番手、#83 NSXも#33 トータルスポーツingsZとの差を詰めてきている。
この頃からデグナーカーブ付近では砂埃やオイルの影響でコースアウトするマシンが続出。
73周目に幸内選手もデグナーカーブでハーフスピンを喫し、#83 NSXに詰め寄られてしまう。
そしてその周のスプーンコーナー進入で#83 NSXに抜かれてしまうが、幸内選手もまだ諦めない。
76周目に幸内選手は2コーナーからS字コーナー進入で再度#83 NSXに襲い掛かる!
激しいバトルの連続で、観客も、チームクルーも、その動きに目が離せなくなっていた。
そして最終ラップ、1コーナー進入でまた#83 NSXが勝負を挑む!
イン側に#83 NSX、そしてアウト側に#33トータルスポーツingsZ。わずかの差で#83 NSXが前に
出るが、幸内選手は一瞬の隙を見逃さず、アウト側ににはらんだ#83 NSXのインを刺す!
一瞬たりとも見逃せない緊迫したバトルを制し、#33トータルスポーツingsZはわずか0.188という僅差で STクラス3、2番手でフィニッシュ!
開幕2連勝こそ逃したが、昨年最終戦から見れば3戦連続の表彰台。マシンは満身創痍だが、ドライバー、 チーム、マシン、そしてingsのエアロパーツが一丸となって得た素晴らしい結果となった。
【Result】
2006 ings Aero 装着 Race Machine
ST Class1
#3 エンドレスアドバンZ (Nissan FAIRLADY Z Type-E/Z33)
予選:総合6位/STクラス1 5位
決勝:総合6位/STクラス1 6位
ST Class2
#13 シーケンシャル エンドレス座間 (Mitsubishi LANCER Evolution \/CT9A)
予選:総合16位/STクラス2 7位
決勝:総合 9位/STクラス2 3位
#123 エンドレス アライ アドバン GDB (SUBARU IMPREZA/GDB-F)
予選:総合27位/STクラス2 10位
決勝:リタイヤ
ST Class4
#18 コスモソニック 21 FKインテグラ (HONDA INTEGRA Type-R/DC5)
予選:総合32位/STクラス4 2位
決勝:総合24位/STクラス4 4位
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